こんにちは。HAKURAKUプロジェクトマネージャーの佐藤です。
突然ですが皆さん、お酒はお好きですか?
前々回、カオリさんがビールに合うおつまみってことで餃子の分析をしてくれましたが、私なんかもうお酒を飲むためにおつまみを食べてるのか、おつまみを食べたくて飲んでるのかわからなくなります。まぁお酒を飲まない人でも、おつまみとか居酒屋飯は好き、って言う人も結構居ますけど、お酒に合う、ついついつまんじゃう、っていうのは「やめられないとまらない」ですよね。
というわけで柿ピーです。
私は柿の種とピーナッツを組み合わせた人は天才だと思います。アイデアは組合せ。柿ピー好きの私は、柿の種単体もピー単体でも食べないことは無いですが、圧倒的に柿ピーという組合せに軍配が上がります。今回はそんな世紀の?発明「柿ピー」を分析していきます。
まずはシチュエーションから分析
今回は特定のメーカー、ブランドというより、一般的に柿ピーがどのようにユーザーに食べられているか、そこから探ってみたいと思います。
「”柿ピー” (“食べたい” OR “食べたくなる”)」
検索ワードの設定はこんな感じ。食べたい欲求にかられたときにユーザーは何を投稿して、どんなインサイトを持っているのでしょうか。
というわけでペルソナを生成してみました。
ペルソナのストーリーに書かれていたのは、、

「手延し柿ピー」というちょっとお高い商品に出会って食べたくなる、そんな内容ですね。
スーパーで売ってるいつもの柿ピーだけでなく、ちょっと贅沢な柿ピーを試したくなる気持ちはよーくわかります。正直ピーナッツの差異はそんな感じないですが、柿の種がだいぶ違うんですよね。ただ、高けりゃいいってわけじゃなくて、ごつごつ系の固いやつが多いんですが、それも程度というかやりすぎなやつは、、、、あ、ついつい語りそうになってしまいました。
気を取り直して今度は別のペルソナのカスタマージャーニーを見てみると、、

深夜に小腹が空いたとき、これもわかりますね。柿ピーってこういうシチュエーションにぴったりな商品ですよね。小分けになってるものも多いし、スナック系よりは罪悪感も少ない(気のせい)。
さて、ここでクラスタリングも見てみましょう。どのようなワードが同時に投稿されているのか、、

ひと際目立つ大きさの「ピー」。「柿ピー」とは別に「ピー」という単語を使っているユーザーが多いんですね。それでは実際のポストを見てみましょう。

「ピー」がなぜ更に繰り返されてるのかがわかりました。「ピーが食べたい=ピーナッツ派」が居たり、柿ピーとしての「柿の種とピーナッツの割合」に言及しているユーザーが居るからですね。
柿ピーの割合論争の行方は?
柿の種とピーナッツの割合。これは誰もが持論あるやつではないかと。ちなみに私は柿の種3個に対してピーナッツ1個というのがベストバランスです。割合でいうと7.5:2.5です。
では次にこの割合に対して投稿しているユーザーを分析してみましょう。
「”柿ピー” 割合」
さて今度は「ポスト分類」を見てみます。まずはこんな感じで分類してくれました。

「割合に不満を持つ投稿」では9.5:0.5という極端な比率に不満を持つユーザーや、7:3というほぼ私のような標準?的な割合を求める声もありますね。あと、どうやらファミマのはピーが多いようですね。メーカーによって異なるのも、この割合論争?が勃発しやすい要因かも。

そして他の分類では気にあるポストが、、
国民投票!?なんだそれは。
どうやら柿ピーでも有名な亀田製菓が、この割合論争に対してユーザーに投票形式で信を問うキャンペーンを行っていたみたいです(2019年)。

これにより、亀田製菓の柿ピーは「6:4」から「7:3」に変更となったようです。これは非常に面白い企画ですね。まさにユーザーの声から問題提起をしてキャンペーンとしてエンタメ化、実際に商品改良まで行う、綺麗な流れができた例です。
他の商材でも当てはまることはあるかも?
SNSだけでなくとも、話題になっていることを察知してマーケに応用することは非常に重要です。こうした過去の事例からもわかるように、自分たちでは気づかない(いや、気づいていたけどプライオリティ低く見ていたかもしれない)ことから新たな施策や訴求に繋がることはあると思います。だからこそHAKURAKUでSNSの声を拾い、そこから潜在的なインサイトを分析することをお勧めしているんですね。
追記:亀田製菓の柿ピーの画像を見ていて気付いたんですが、これは「個数」の割合ではなく「重量」の割合でした。。

これを見ると、私の理想は5:5が近いかも。。この論争もちゃんと重量比だと理解していないユーザーが多いのではないか、、という疑問を残しつつ今回の分析紹介を終わりにしたいと思います。。
※なお、本来「7:3」などで表されるのは「比率」であり、「割合」は言葉の意味が異なりますが、Xユーザーが「割合」と表しているケースが多いため「割合」にて分析しています。



