こんにちは!ビール大好き、カオリです。ビールに合うおつまみネタを絶賛募集中なのですが、やっぱり平日の夜は、キンキンに冷えた一杯を飲んで「ぷはーっ」としている間に、フライパンでパッと出来上がる冷凍食品に救われています。
今回は、国民的人気を誇る「味の素の冷凍食品」をテーマに、HAKURAKUを使ってユーザーの本音を深掘りしてみました。
分析のスタートは「味の素 冷凍食品」から
まずは広範に、どのような人が味の素の冷凍食品を活用しているのかをHAKURAKUで分析しました。 表示されたペルソナを見ると、仕事に忙しいビジネスマンから主婦まで幅広く愛用されていることがわかります。

ワードフィルターで上位に出現している「餃子」や「ギョーザ」に絞り込んでみると、「餃子と言ったら味の素」「味の素の冷凍食品の餃子 大好きです」といった、ファンによる熱量の高い投稿が目立ちます。

「水・油いらず」の革新性が生んだ独自の価値
続いて、人気の秘密を探るために「”味の素” “餃子”」で再分析をかけました。 ポスト分類を見ると、「夕食の時短」や「便利さと手軽さ」といった文脈が並びます。味がおいしいのはもちろんですが、「水・油いらず」という革新的な調理法が、ユーザーの生活に深く浸透していることがわかります。

さらにペルソナをよーく見てみると「フライパンチャレンジ」という気になるキーワードで生成されていました。

調べてみると、味の素さんは「油要らないって言ってたのに焦げ付く」というSNSの声に応えるため、全国から3,000個以上のフライパンを集めて研究していたのです。

ただ、なかには味の素の餃子でさえ、焦げ付いてしまうという投稿も。これほど徹底した改良が行われているのに、なぜ今も「焦げ付き」が言及されるのか? 疑問を解くため、HAKURAKUで現象に絞った深掘り検索を行いました。
検索ワード: 味の素 ギョーザ (“焦げ付く” OR “くっつく” OR “失敗”)」
抽出された投稿を「ポスト分類」で分析すると、ヘビーユーザーたちの驚くべき『常識』が浮き彫りになりました。
新発見:冷凍ギョーザは「フライパン寿命」を知るパラメータ

「ウチのフライパン、天下の味の素様の冷凍餃子ですら焦げ付くくらいテフロンが死んでる」
「味の素のギョーザはフライパンの寿命を知るパラメータ。これが焦げ付くようになったら買い替え時」
「買い替えるタイミングは、これがくっつくようになった時」
なんと、味の素のギョーザは「調理器具の健全性をチェックする、信頼性の高いパラメータ」として機能していたのです。
アイデアは「分析のプロセス」の中にある
分析の出発点は漠然とした「冷凍食品」でしたが、HAKURAKUの機能でユーザーの熱量が高い投稿に誘導され、その小さな不満(焦げ付き)を「常識」として深掘りすることで、「ギョーザ=フライパンの寿命パラメータ」という独自のインサイトに辿り着けました。

企業側は既に「専用フライパン」を開発していますが、HAKURAKUの分析で判明したのは、ユーザーの多くが専用品を選ばず、「焦げ付き→汎用品に買い替え」という自己解決を選んでいるという事実です。
つまり、企業が提供する解決策(専用品)は、焦げ付きに気づいた「その瞬間」のユーザーの「コスト意識」や「緊急性」といった購買モーメントに届いていません。
HAKURAKUは、この企業施策とユーザー行動との間の「空白地帯」を明確にすることができました。
AIが提供する一般的な仮説を超え、その界隈の「新常識」を発見できるのがHAKURAKUの面白さです。皆さんもぜひ、自社商品の隠れた価値を発見してみませんか? 皆さま、酔い週末を~!



