アイデアが出そうで出ない…マーケターの悩みは便秘と同じ!?ヘルシアとカラオケの意外な関係性

こんにちは。HAKURAKUプロジェクトマネージャーの佐藤です。
皆さんはトクホって日常的に摂取してますか?私は寄る年波に勝てず、お腹周りがどんどん成長していってます。。
ということでトクホが気になってはいるんですが、何が良いのかわからないのでとりあえずメジャーなヘルシアを分析してみました。さて、どういったユーザーが何を目的にヘルシアを飲んでいるのでしょうか。

HAKURAKUの基本分析の画面でいつも通り設定していくんですが、今回はちょっとしたテクニックをご紹介します。
それは「検索ワード」の指定のひと工夫です。「検索ワード」はSNSからポストを拾ってくるためのワードを指定する箇所になりますが、ここで「ヘルシア」とだけ入力すると、「ヘルシア美味しい」とか何でもかんでも拾ってきてしまうので、今回は「どんな人が何の目的で飲んでいるのか」をポストしているかを拾うために下記の設定にしてみました。


「ヘルシア (“飲んで” OR “飲んだ” OR “飲むと”)」

こうすると、ヘルシアを飲んでる(飲んだ)人などが、飲むとどうなったか言及しているポストなどに限定できます。
ポイントとしては、どういうポストを拾いたいか一旦架空のポストを考えてみると、意外とすんなりワードが見つかります。

さて、そもそもヘルシアって内臓脂肪を減らすのを助ける、所謂ダイエット観点の商品だと思ってますよね。少なくとも私はそうでした。キリンさんのサイトを見ても、アピールしてるのはそれだけですし。
ただ、こうして分析からペルソナを見てみると、ダイエットはありつつも便秘解消という側面も見えてきました。


確かにダイエットと便秘って関係ありますよね。むしろダイエットが原因で便秘になってしまうことも。。

更にHAKURAKUの「ポスト分類」機能を見てみると、こんな投稿がありました。


ヘルシア飲んでカラオケ行くと便秘が解消?

これはどういうことなんでしょうか?カラオケは好きですけど、便秘との関係性を深掘ってみたくなりますね。
ということで今度は


検索ワードを「カラオケ 便秘」にして分析してみます。

そうするとこんなストーリーが作られました。


カラオケによるストレス軽減で便秘解消。なるほど、確かにそういうこともあるかもしれませんが、本当に?という疑問もあります。
ここでまた「ポスト分類」で実際の声を見てみましょう。


確かにカラオケで便秘解消と言ってるユーザーは結構います。ただどうしてかっていうところまではわかりませんね。ここでクラスタリングも確認してみます。


「発散」は恐らくストレスのことだと思うのでクリック。


ここで「腹筋使うから便秘解消にいい」というユーザーが居ました。なるほど!確かに歌うことで腹筋を使うのは理解できるし、腹筋使ったらなんか便秘にも良い影響がありそうですね。こういった「言われてみれば納得」することも、「自ら発想すること」は意外と難しいんですよね。

ここからはHAKURAKUを離れて、一般的に「カラオケ」と「便秘」がどのように言われているのか調べてみました。単にGoogle検索しただけですが、、
そうすると第一興商さん(カラオケDAM)のサイトでは、こんな風に便秘について書かれていました。

出典:心と身体に「うた」がいい。健康カラオケのススメ https://www.dkkaraoke.co.jp/kenkokaraoke/


つまりカラオケ業界側では、便秘アプローチは多少なりともしているということですね。これをヘルシアに立ち返って考えてみると、内臓脂肪=ダイエット文脈とは少しずらした便秘に悩むユーザーへの訴求として、「カラオケでヘルシア飲んで便秘とストレスを吹っ飛ばそう!」みたいなこともできるんじゃないかと。少々乱暴ですが。こうなったら、銭湯に行ったら瓶のコーヒー牛乳を飲むのが定番なように、カラオケ行ったらヘルシアを飲む、みたいな世界線を妄想してしまいます。

HAKURAKUはこうしたアイデアを発想するためのきっかけを提供することを大事にしています。今ではAIで簡単にペルソナも仮説も作れます。ただ、AIによる推定だけで施策を進めるなんてことは無謀です。だってAIは基本的には平均的なものを好みますから。同じようなことを繰り返すことが多くなるでしょう。HAKURAKUはそこにVOCなどの実際の声を基にしたリアルなデータと、人間の発想をプラスできるようにサポートします。AI×ヒトの掛け合わせで、効率よく且つ独自の施策立案をしてみませんか?是非お試しください!

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