ワイヤレスの時代でも使われる有線イヤホンの魅力って?X投稿からわかった「あの」使い方

こんにちは。HAKURAKUプロジェクトマネージャーの佐藤です。
突然ですが皆さんイヤホンしてますか?勿論昔から音楽を聴いたり、動画を見るときに使ったりしてましたが、コロナ禍以降はオンラインMTGなどの仕事での活用も増えてきましたよね。無線のイヤホンを線路内に落とすトラブルが増えて鉄道会社が注意を呼びかける、なんてこともありました。
そんなこともあって、私は個人的にずっと有線イヤホンなんですが、同じように無線の時代に敢えて使っている人の理由って何があるのか気になってきたので調べてみました。

まずはHAKURAKUに最近追加された「事前分析」機能を使ってみます。
これは投稿を取得する前に、その商材がどんな人たちに購入されているか/使われているかを推定する機能です。
まずは「インサイト・ピラミッド」を生成してみました。


3パターンのプラミッドができました。これは下から読んでいくとわかりやすいんですが、

「イヤホンで音を正確に聞く」

↓なぜ?

「音の微細な確認と調整をする」ことが目的

↓何のために?

「プロジェクトの音質を完璧に仕上げる」ために

↓その先にあるのは?

「業界トッププロデューサーとしての名声を得る」のが理想

という、最終的な理想の姿を実現するためにその商材を使用するところからプロセスを導きます。
こうすることで、表面的な理由ではなくインサイトがどこにあるかを推定することができるので、分析の方向性を定めたり、ヒントとして活用することができます。

他2パターンも見てみると


いずれも有線イヤホンの「音質」の良さに着目していることがわかります。音楽だったりオンラインMTGだったりと、シーンは異なるものの有線のメリットは音質にあることがわかります。

次に、これも「事前分析」のもうひとつの機能「Grok投稿検索サポート」を見てみましょう。

こちらはGrok=XのAIだけが可能とする「こういうポストってない?」を組み込んだものです。
HAKURAKUの「基本分析」では「投稿検索ワード」を入力して、その検索結果となるポストを分析できますが、所謂検索ワードになるため、ワードが含まれていないポストは取得できません。
なので表記揺れや別の言い回しがあると、その分OR検索で繋いだり、、などの工夫が必要です。
この「Grok投稿検索サポート」では、Grok特有のセマンティック検索=文脈検索を活用して、その商材に纏わるポストを取得することが可能です。

実際に確認してみると、、


まとめると下記のような本音がポストからわかってきました。

<有線を選ぶ理由>
※既出の「音質」以外
・充電不要
・無くさない
・遅延がない
・混線がない

ちょっとニッチなものだと
・リポバッテリーを耳に入れることへの抵抗

リポバッテリーっていうのは充電式電池のことで、無線イヤホンには当然耳の部分に搭載されているわけで、耳のなかに電池を入れることって何かありそうで(爆発とか)、ちょっと怖いなぁと思うのは理解できます。

でもこれらの理由は全て「無線のデメリット」ってことですよね。充電不要で、無くすこともなく、遅延も混戦もない、っていう。もっと「有線ならでは」の理由ってないのでしょうか。

さて、事前分析でわかった「有線ならでは」の理由を探るという方向性を頭において、「”有線” “イヤホン”」でポストを取得してペルソナを生成してみました。
ペルソナとして生成されたのは、

・音質→有線ならでは
・充電、紛失→無線のデメリット
・ヘルメット→??

という3種になりました。



どうやらバイクのヘルメットをした際に、無線だと痛い=有線を空洞部分に固定する、というだいぶニッチな使い方が出てきました。こういうXポストならではのニッチなペルソナができるのもHAKURAKUの特徴ですが、ちょっと尖りすぎてますね。

というわけで次に「ポスト分類」を見てみましょう。


このなかで気になるのは「シェアや共同使用のニーズ」という分類。
なかにはこんな内容が、、


有線イヤホンの共有が正義とは??

気になりつつもクラスタリングを覗いていると、次に気になるワード「ルイタイ」がありました。


こちらも実際のポストを見てみると、どうやらルイタイとは

BMSGに所属するアーティストであるRUI(ルイ)とTAIKI(タイキ)の2人を指すファンの愛称(コンビ名)

らしいのですが、それがなぜ有線イヤホンと関係しているかと言うと、この2人が「有線イヤホンを片方ずつ耳にした」写真が話題になっていたようです。

わかる。というか懐かしいです。おじさんにとっては。
若い頃は同じようにこうやってイヤホンを分け合って音楽を聴いていたもんです。ああ甘酸っぱい青春の思ひ出。。

きっとこの2人のファン層の若い子たちには新鮮なのかもしれませんね。この件について発言しているポストを探してみると


カップルで昔はよく見られた光景ですが、確かにワイヤレスでも片耳ずつの共有はできると思います。でもこの「有線ならでは」の距離感、物理的に近づかないといけないところとか、線で繋がっているところに無線にはない特別感があるのでしょうね。デバイスが進化しても、こういう懐かしい(若者にとっては新鮮)なものが、人の心をくすぐる良い例だと思います。

まぁこれを無理やりマーケティングに繋げるのは野暮なことだと思いますが、なぜその商品が選ばれているのか、を分析することはイヤホンに限らず重要なことです。こうした観点で分析結果を頭の片隅に入れておくと、何かのタイミングで役に立つことはあるのではないでしょうか。そのまま訴求に追加するも良いですが、Xで小規模でも話題になっていることを捉えてCEPsとしてストーリーに活かすのも良いと思います。皆さんも分析してみたら、懐かしいあの頃の自分に出会えるかもしれませんよ。

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